校正こぼれ話② ゴルフと新型コロナウイルス

コロナの中でなぜかゴルフが若者に人気に!?

新型コロナウイルス流行当初、春頃にはパチンコの次にたたかれそうな予感もしていたゴルフ。自粛モードの世の中では楽しみに行って感染したり、他人に感染のリスクを増やしたりすることは暗黙のうちにご法度。世のゴルフ好きの皆様は肩身の狭い思いをされていたのではないでしょうか。

そんな中、先日のヤフーニュースのトップに、こちらの明るいゴルフの話題が躍り出ていたので、ついつい嬉しくなってしまいました。

ゴルフ場に若者激増、突如吹いた追い風の正体

ヤフーニュース(東洋経済ONLINE) 2020年10月17日

約440万人が利用している国内最大級のゴルフポータルサイト、ゴルフダイジェストオンライン(GDO)のゴルフ場予約状況が9月28日に発表され、ゴルフ場予約サービスを利用した「月別ゴルフ場送客件数」は、8月が前年同月比25%以上増えた。これは8月実績としては過去最高だ。

(中略)

注目したいのが世代ごとのデータだ。緊急事態宣言の解除後、人の移動制限の緩和とともに、20~30代の予約数が前年の約2倍に増加しているのが特徴的だとしている。

春先には、ゴルフ場に行って感染したとされる芸能人の方の話題もあり、ゴルフ場から帰ったら家族に煙たがられながらお風呂へ直行というのもゴルファーあるある。

上記の記事によると「3密のリスクが少ない屋外の環境」、「適度な運動量」、「ゴルフ場のコロナ対策としてスループレー(18ホールを途中の食事休憩なしで回る)やパーティーの休止などによる拘束時間の短縮」といった要因により、コロナ禍でのゴルフが肯定視されているようです。しかも若者に!

紙ゴルファーの楽しみ

学生時代、体育会ゴルフ部で下手っぴながら毎日のように学校の40ヤードの練習場で毎日のように打っては拾いをしていた私も、就職と出産を経て今ではすっかり紙ゴルファー。校正のお仕事でゴルフを楽しませていただいております。

紙ゴルフの何が楽しいかというと、スイング理論と練習方法の幅広さ! 死語「丘サーファー」に負けない情熱で、日々最新のスイング理論と最新のクラブで脳内シミュレーションゴルフに励んでおります。クラブを振らないところにも楽しみがたくさんあるのがゴルフの不思議です。

自粛期間中は子供も巻き込み、狭いマンションの1室でパター大会も開催しておりました。下の階に響かないように、「ミスショットしたボールをマットからはみ出さないうちに拾うという反射神経が鍛えられました。

ゴルフ規則の改定

ゴルフは2019年に規則が変更になり、2度打ちの罰(ペナルティ)がなくなったり、パッティング時に旗を抜かなくてもよくなったりしましたが、用語の変更もありました。ホールのスタート地点である「ティーグラウンド」は「ティーイングエリア」という名称になったのをご存じでしょうか。「ティグラで待ってるね」などと当時略していたものですが、これからの世代のゴルファーは「ティーエリ」と略すようになるのでしょうか。

「ダボ(バブルボギー)」「キャディバ(キャディバッグ)」などおなじみの略称の他にも、「キャディおば(キャディのおばさん)」「ざんく(憧れのハーフスコア39)」「朝ラン(早朝のラウンド)」「トバイ(ゴルフトーナメントでの楽しいバイト)」など、学生ゴルファーがよく使う用語がありました。ゴルフ雑誌には決して出てこない略語です。

大学生ゴルファーの「客ゴ」

大学生の体育会やサークルは、通常契約しているゴルフ場で土日にキャディとしてアルバイトをさせていただき、その前後、早朝&薄暮にハーフラウンドをします。

私が大学生だった2000年頃、アルバイト代は1日(1ラウンド)1万円でした。練習場の球拾いなどもして、朝と夜のすきま時間でラウンドをさせていただくため、冬は暗くてボールが見えなくなって3ホールくらいは歩いてクラブハウスに帰るということもありました。

また普段のラウンドにお金を払わないので、プライベートでゴルフに行くことを当時「客ゴ」と呼んでいました。部活ではキャディバッグを担いで打ったらボールまでダッシュが鉄則のため、キャディバッグをカートに乗せていく客ゴは楽な半面、なんだかリズムが崩れて調子が出ないと思う部員も多数。

雨の日に傘を持つとつい素振りしてしまう部員も多数。

外を歩いていてガラスに自分が映るとつい背筋を伸ばし腰を引き、アドレスをとってしまう部員も多数。

大学にゴルフおやじスタイルで来る部員も多数。

新製品のクラブについておじさま方と真剣に討議してしまう部員も多数いました。

若い人たちがゴルフにはまってくれると、頑固なゴルフおやじ世代と融和できて、会社が、日本社会がほんわかするような気がします。